青龍堂 店主安井曽太郎の緑安井曽太郎の最晩年の水彩作品です。 安井曽太郎(やすい そうたろう、1888年5月17日 - 1955年12月14日)は1949年に湯河原の天野屋別館を借りて移り住みました。60歳過ぎの時です。 廊下づたいに120段の階段を登ると、以前竹内栖鳳が使っていた画室がありました。...
青龍堂 店主安井曽太郎の線と色安井曽太郎の水彩です。 この線に塗りすぎない色の絶妙なバランスが素敵ですね。 サッと引いてそこに水彩でまたサラッと色をつけているだけなのですが、セザンヌの水彩を彷彿とさせるような魅力があります。 こういう洒落た水彩が掛かっているお宅にお邪魔したら、この家の主人はセンスがいい...
thebluebox安井曽太郎「奥入瀬風景」1932(昭和7)年夏、国立公園協会から依頼を受けた安井曽太郎は、その年に初めて十和田湖を訪れます。その際に、奥入瀬に立ち寄り写生をしています。 「十和田湖、奥入瀬川の風景は、どちらかといえば、澄んだところがあって、ごちゃごちゃしていないのです。すっきりしています。かなり自...
青龍堂 店主安井曽太郎の最晩年安井曽太郎(やすい そうたろう、1888年5月17日 - 1955年12月14日)は1949年に湯河原の天野屋別館を借りて移り住みました。60歳過ぎの時です。 廊下づたいに120段の階段を登ると、以前竹内栖鳳が使っていた画室がありました。...
青龍堂 店主安井曽太郎の紫禁城安井は1937年から数回、満州国美術展の審査のため中国を訪れています。 今回ご紹介するのは、1944年の新京北京旅行の際に描かれた作品です。 抜けるような晴天、城壁の淡紅色の壁、黄色の屋根、それぞれの色彩のコントラストが 鮮やかです。 躍動感に満ちた筆の描線は、安井の試行錯誤