青龍堂 大木川端龍子 月鱗川端龍子の鯉は生涯にわたって描かれた作品です。 鯉との出会いは修善寺の新居旅館で、池の鯉を眺めるうちにその動作に引き込まれましたそうです。 本作では、「月鱗」というタイトルの通り、鯉の頭に月の輪があり、また尾鰭の周りは水面が波立つ様子が描かれております。鯉と水の世界は川端龍子の心