青龍堂 小川美術探求 大観は何故水の一生をテーマに選んだのか。横山大観が大正12年に発表した全長40メートルに及ぶ絵巻物《生々流転》。 それまでの画業の集大成といわれ、 「大観氏近来の大作たるのみならず、芸術界の一枚収穫」などと圧倒的な評価を得ました。 大観はなぜテーマに水を選んだのでしょうか?...
青龍堂 小川美術探求《湖畔の道》はどこ?梅原龍三郎《湖畔の道》 発色の良い群青の岩絵具や金泥が美しい本作。ここは、どこの湖畔なのでしょうか。 額裏に画家本人が書いた、いわゆる共シールが貼られています。 湖畔の道(レトレーザ)1958年8月10日とあります。 確かその頃に梅原は南仏からイタリアを訪れていたはずですの...