青龍堂 大木展覧会情報と展示内容のお知らせ9/9より山種美術館にて 【開館55周年記念特別展 】 速水御舟と吉田善彦ー師弟による超絶技巧の競演ーが開催されております。 重要文化財に指定されている「炎舞」や「名樹散椿」をはじめとする速水御舟の作品とその弟子である吉田善彦の作品が展示されております。 それに合わせて、...
青龍堂 小川銀座室礼No.23この度、銀座室礼No.23が完成いたしました。 今回は表紙に速水御舟《茄子》 代表作《京の舞妓》と同時期に描かれました。 モチーフの質感描写をとことん追求した結果、油彩画のような驚くほど写実的な静物画連作が誕生した時期です。...
青龍堂 店主幾何学的構図 速水御舟の「花の傍」(はなのかたわら)今回の作品は速水御舟の「花の傍」の完成前の最後の大下図です。 日本画の大作の場合は、小下図から始まって完成作品に近い大下図まで作っていきます。 この下図を元にして描かれた完成作品は歌舞伎座が所蔵しております。 御舟のこの時代は、現代風の風俗画に新たに取り組んでいました。...
青龍堂 店主本物以上の存在感 速水御舟「茄子」写真を超えたその存在感は見る者を圧倒して、しばし釘付けにさせられます。 茄子になんとも言えないオーラすら感じてしまうのは私だけでしょうか? この頃は岸田劉生と交流があり、存在感ある写実に皆が向かっていた時代でした。 この素晴らしさを実際にご覧頂けたら幸いです。
thebluebox青山美術館通り「青山美術館通り」(正式名称は都道補助第五号)をご存知の方も多いかと思います。渋谷区広尾(最寄駅は恵比寿)の山種美術館と東京青山(最寄駅は表参道)の根津美術館との間の、六本木通りと骨董通りを行き来する道です。
thebluebox日本画と和菓子青龍堂から徒歩数分の山種美術館1階「Cafe 椿」の和菓子を手土産にいただきました。作品に合わせて青山の老舗菓匠「菊家」に特別オーダーされています。 速水御舟と小林古径の作品がテーマの和菓子です。食べるのも忘れてしばし美しい和菓子に見入ってしまいます。
青龍堂 小川速水御舟「鶯」素描水御舟(1894年〜1935年)は40年という短い生涯を日本画の創造に捧げ、常に挑戦者であり続けた人でした。 「梯子の頂点に登る勇気は貴い。更にそこから降りて来て、再び登り返す勇気を持つ者は更に貴い。大抵は一度登ればそれで安心してしまう。そこで腰を据えてしまう者が多い。登り得