加賀料理赤坂浅田で都了中(みやこりょうちゅう)の会が開催され、そこでお掛けしたお軸です。
五代都一中のお軸がかなり傷んでいたので、青龍堂で新しく表具させていただきました。絵を軸装することを表具するといいます。
着物の帯と周りの表具の色を水色で合わせました。洒落た感じにしあがっています。
赤坂浅田の床の間の空間がとてもいいので、絵もよく映えます。
一中節(いっちゅうぶし):江戸浄瑠璃系三味線音楽の源流で、国の重要無形文化財です。初代都太夫一中が17世紀に京都で創始しました。江戸時代には「一中節の稽古本のない家はない」と言われるほど一世を風靡し、江戸の町人の上流階級に愛好されました。繊細で典雅、且つ重厚なのが特徴です。都了中(みやこりょうちゅう)さんは都一中さんの御子息です。
(参考:都一中音楽文化研究所公式ホームページ)
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