世界的なコロナウィルスによる影響で、サザビーズやクリスティーズなどのオークションハウスはオークションの延期を発表しています。その一方でオンラインセールが新しいトレンドになれるのか、に注目が集まっています。
先週サザビーズでは、
Contemporary Curated sale(コンテンポラリーキュレートセール)がオンラインで行われました。
サザビーズでのオンラインセールでは過去最高の510万ポンド(手数料込)約6.8億円の売り上げだったそうです。
中でもGeorge Condo(ジョージ コンド)のANTIPODAL REUNIONは110万ポンド(手数料込)約1.4億円で販売されました。サザビーズでのオンライン販売では最高価格を叩き出したそうです。
George Condo, Antipodal Reunion (2005). Courtesy of Sotheby's.
オークションのオンライン化によって、美術品の価格のトレンドはどうなっていくのでしょうか。もともとオークションはエンターテイメント的な要素が大きく、それによって高い値段で取引されることになっていました。オンライン販売になると、少し価格が落ち着くかもしれません。
実際自分でネットショッピングで買ってみたらイメージと違ったなどよくあることなので、その問題を高額な絵画の取引でどうクリアしていくか注目していきたいと思います。
みなさまのご意見、コメントもお待ちしています。
(文/The Blue Box)
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