青龍堂のミッションの一つは、20世紀の日本画の真価を海外に伝えていくことです。そのためにできることをと、専門の先生について学んでいます。
青龍堂の作品の魅力を英語でどう表現すればいいか、宮本先生の授業にいつも刺激を受けます。
今回は、司馬遼太郎の「街道をゆく」の挿絵でも有名な須田剋太の作品をとりあげていただきました。
虚空という作品。禅にとても傾倒していた須田が行きついた境地を
「単なる無にとどまらず、万物の相互関連性と相互依存性を深く認識する」と理解していきます。英語圏の方にも禅はとても人気ですので、楽しんでいただけると思います。
(宮本由紀先生 アート英語授業より。転載はご遠慮ください。)
そして「夏祭難波鑑(なつまつりなにわかがみ)」。夏の歌舞伎らしい作品です。団七の男らしさが引き立ちます。上方のだんじりの音も聞こえてくるようです。歌舞伎などの日本文化を英語で説明できるようにと日々研鑽しています。
(宮本由紀先生 アート英語授業より。転載はご遠慮ください。)
8月31日の都一中シンポジオンでも、新宿柿傳さんの床の間にこの二つの作品を飾らせていただく予定です。楽しみになさっていてください。
(文/The Blue Box)
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