今回は10/14から開催される東美アートフェアでの弊社が出品する須田剋太について少しお話ししたいと思います。
1906年に埼玉県吹上で生まれた須田剋太は川端画学校で1年学び、東京美術学校を4度受験するが不合格となり、その後独学で描くようになります。
1949年に抽象画家の長谷川三郎と出会い、抽象絵画への取り組みを始め、約20年ほど抽象絵画を描きます。須田の抽象作品は国際的な美術展に数多く出品して、高い評価を受けています。
須田剋太「抽象」 鑑定あり
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そして、1971年に司馬遼太郎の「街道をゆく」の連載が始まり、その挿絵を担当することとなりました。久しぶりに本格的な具象絵画の制作を再開していきます。
「街道をゆく」の挿絵は全てモノクロにも関わらず、全て彩色され、毎月8から10枚を描きました。
須田剋太「椿花」 油彩・キャンバス 鑑定あり
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アートフェアでは、主に再び具象絵画を制作した時代の作品が並びます。この機会にぜひご来場、ご高覧いただきたくご案内申し上げます。
ご来場を希望されるお客様は、
Tel: 03-6427-3777
Mail: seiryudo3777@gmail.com
までどうぞご気軽にご連絡ください。
(文/青龍堂 大木)
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