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執筆者の写真青龍堂 大木

川端龍子 月鱗


川端龍子の鯉は生涯にわたって描かれた作品です。

鯉との出会いは修善寺の新居旅館で、池の鯉を眺めるうちにその動作に引き込まれたそうです。


本作では、「月鱗」というタイトルの通り、鯉の頭に月の輪があり、また尾鰭の周りは水面が波立つ様子が描かれております。鯉と水の世界は川端龍子の心を写しているようです。






(文 /大木隆一郎)


没後50年記念 川端龍子展(山種美術館)出品 商品情報 作家名:川端龍子 作品名:月鱗 サイズ:56.9cm x72.0cm 絹本、彩色 東京芸術倶楽部委員会鑑定あり

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