この角度から見たこの富岡鉄斎絵付けの硯箱。すごく魅力的じゃないですか?
上蓋だけではなく側面にも絵が続いていて椿と白梅が伸びやかに描かれています。
全体が見渡せるこのアングルだと枝や花の華やかで伸びやかな様子が伝わってきますね。
先日、「銀座室礼」という弊社も参加している雑誌の次号の裏表紙の撮影をしてきました。
数点撮影したのですが、この富岡鉄斎の硯箱はこの角度で撮って頂いて作品の本来の魅力が引き出されました。
オンラインサイトのblue boxに載せている写真はこんな感じでした。
悪くはないのですが、何かが足りなかったですね。
作家の作り出した素晴らしい作品をどのようにたくさんの方々にお伝えしていくか。
とても大切なことですので、写真の撮り方にはこれからも拘っていきます。
(文/青龍堂店主)
富岡鉄斎「硯匣」
共箱
縦25.5×幅19.5×高11.5 cm
大阪美術倶楽部鑑定委員会鑑定書
商品ページへ→
Kommentarer