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加山又造の用の美

執筆者の写真: 青龍堂 店主青龍堂 店主




加山又造先生は多彩で陶器の絵付なども積極的になさいました。

こちらの作品は「鉄絵金銀彩 鶴文蓋物」です。

鉄絵という酸化鉄によって紋様を表現する陶芸の技法です。金と銀を使い、鶴を描いた蓋物ということです。


この角度だとわかりやすいですね。



弊社のすぐ近くの山種美術館では、先生の陶板壁画《千羽鶴》(縦2.5m×横4m×2面)が正面ロビーで出迎えてくれます。


今回の蓋物も金彩の華やかさと陶板の素朴な風合いの対比がなんとも素敵です。

琳派の流れを汲むその装飾的な美しさを感じてください。


(文/青龍堂店主) 


加山又造絵付 

「鉄絵金銀彩 鶴文蓋物」

高さ 12.2㌢ 幅 24㌢



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