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唐三彩の小壺

唐三彩とは中国,唐代に焼かれた三彩(緑,白,褐色の三色の釉薬を基調とする陶器)のことです。7世紀末~8世紀初にかけて数多く制作されました。



唐三彩には墓に納める明器のほか、日常にもちいる器や玩具などもみられます。本作は酒器のミニチュアでしょうか。



花びらを表わした口、いわゆる弁口は指でつまんで形つくった跡が残ります。


小品ながら色も美しく、愛らしい作品ですね。


(文/青龍堂店主)


三彩弁口水注

さんさいべんこうすいちゅう

陶磁 / 唐 / 中国

制作地:中国

唐時代・8世紀

H12cm

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