唐三彩の小壺
- 青龍堂 店主
- 2024年2月7日
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唐三彩とは中国,唐代に焼かれた三彩(緑,白,褐色の三色の釉薬を基調とする陶器)のことです。7世紀末~8世紀初にかけて数多く制作されました。

唐三彩には墓に納める明器のほか、日常にもちいる器や玩具などもみられます。本作は酒器のミニチュアでしょうか。

花びらを表わした口、いわゆる弁口は指でつまんで形つくった跡が残ります。
小品ながら色も美しく、愛らしい作品ですね。
(文/青龍堂店主)
三彩弁口水注
さんさいべんこうすいちゅう
陶磁 / 唐 / 中国
制作地:中国
唐時代・8世紀
H12cm
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