アメリカにも日本にも秋が訪れ、今週末はハロウィーンですね。
先日現地のculture classで教えていただいた内容です。
ご存知の方も多いと思いますが、ハロウィーンは元々はアイルランドに多く住んでいたケルト人のお祭り。彼らは11月1日に新年を祝っていました。この日に夏の終わりを迎え、収穫、そして暗く寒い冬の始まったことは人間の死生観と繋がっていたようです。新年の前夜に 生者と死者の世界の境界線が曖昧になると信じ、死者の幽霊が戻ったことをお祝いしていました。
メキシコの死者の日もあります。日本のお盆とも似ています。場所は違えども同じような習慣が残っているということ。世界は繋がっていると感じます。
さて、Jack-o-Lanternを飾る習慣は、前述のアイルランドで始まりました。 実際、ジャック・オー・ランタンという名前は、Stingy Jackスティンジー・ジャック(ケチなジャック)というアイルランドの民話に由来しています。
アイルランドでは、人々はジャックのさまよう魂を怖がらせるために蕪に悪魔のような顔を彫り始めました。 アイルランドの移民が米国に移住したとき、彼らは自生していたカボチャを彫って、Jack-o-Lanternを作り始めたのです。
そんなお話の後なので、今日は蕪とかぼちゃの作品記事をご紹介したいと思います。
岸田劉生の蕪図
一枚の絵が繋ぐご縁 梅原龍三郎の伝統野菜
(文/the blue box)
#岸田劉生
#梅原龍三郎
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