ローマ神話の愛と美、豊穣の女神、ウェヌス。英語読みではヴィーナスです。
ギリシャ神話の神、アフロディーテと同一視されており、金星を司ります。
皆さまはヴィーナスにどんなイメージをお持ちでしょうか?
BC2世紀のミロのヴィーナスに始まり、ボッティチェッリの「ヴィーナス誕生」(1483年ごろ)、クラーナハの「ヴィーナス」(1532年)、ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」(1538年)、ベラスケスの「鏡のヴィーナス」、(1647年 - 1651年頃)、アレクサンドル・カバネルの「ヴィーナスの誕生」(1863年)、ワーグナーのオペラ、タンホイザーの愛欲の女神ヴェーヌス....
いつの時代も絵画は愛と美がテーマであり、そのシンボルとしてヴィーナスを隠れ蓑にした裸婦画が描かれてきました。
官能的であるだけでなく、そこには全てを包み込む生命力とおおらかさ。梅原の作品を見ていると彼の女神に安らぎを感じます。
(文/The Blue Box)
作家名:梅原龍三郎 作品名:ウェヌス サイズ:H8.5 x W9cm テラコッタ 東美鑑定評価機構鑑定書あり
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