青龍堂 大木2023年3月30日読了時間: 1分襖絵の引き手の考察今回は横山大観の襖絵の引き手に注目したいと思います。こちらの紋様ですが、尻合わせ三つ葵と呼ばれるものです。葵紋といえば徳川家の家紋で非常に有名です。元々は賀茂神社の神紋として使われており、徳川家康が天皇家からの菊紋や桐紋などを断り、葵紋を使ったことで格が上がったものになります。この紋様を使える家はあまりないので、由緒正しい家柄の依頼があった作品なのかもしれないです。(文/青龍堂 大木)横山大観「波上郡鶴」41.7㌢× 57㌢ 2対額寸法 81㌢×107㌢登録あり
今回は横山大観の襖絵の引き手に注目したいと思います。こちらの紋様ですが、尻合わせ三つ葵と呼ばれるものです。葵紋といえば徳川家の家紋で非常に有名です。元々は賀茂神社の神紋として使われており、徳川家康が天皇家からの菊紋や桐紋などを断り、葵紋を使ったことで格が上がったものになります。この紋様を使える家はあまりないので、由緒正しい家柄の依頼があった作品なのかもしれないです。(文/青龍堂 大木)横山大観「波上郡鶴」41.7㌢× 57㌢ 2対額寸法 81㌢×107㌢登録あり
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