山種美術館で初めて日本画を見た時、西洋画との圧倒的な違いの一つが白の美しさだと思いました。牡丹の白、兎の白、花瓶の白。
主張しすぎないのに凛としてしなやかな白。学校で使っていた絵の具の白とは違うみたい。
日本画には独自の絵具が使われていると知り改めて納得しました。
現在は胡粉と呼ばれる絵具が使われることが多いらしいですが、貝殻が使われているそうです。
この小茂田 青樹(おもだせいじゅ)の鳩の白も胡粉が使われているそうですが、上品でかわいい白い鳩ですよね。ツツジの赤とのコントラストがいいです。
小茂田 青樹 「鳩」 青龍堂
お雛様も能面にも胡粉が使われているそうです。今日出したお雛様。凛とした透明感のあるお顔です。この白は日本が誇る白ですよね。
小中学生の時に日本画の絵具で絵を描いてみたかったな。白以外の日本画の絵具にも興味が湧いてきます。
(文/The blue box)
商品情報
作家名:小茂田青樹(おもだせいじゅ) 作品名:鳩 鑑定: あり 扇面 技法:金地・彩色 備考:古径箱
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