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雄大な富士山と正面からぶつかり合う気迫 梅原龍三郎
東京美術倶楽部という業界団体の新年号に おめでたくて元気になる作品で原稿依頼があったので 梅原龍三郎先生の富士山図を載せてみました。 文章でも書きましたが雄大な富士山と正面からぶつかり合う気迫が感じられます。 作家もただ絵を描くというとよりも...


美術史文化講座 京都講座
定期的にスタッフの皆で受講させていただいているオンラインの美術史文化講座。今回は京都講座です。「子どもの頃から、京都の洛中の職人の匠の技やこだわり、季節ごとの趣きを、目の当たりにして育ちました。」とおっしゃる吉川先生が、地元の視点で「昔からの老舗や、京都の美術・工芸の技や、...


棟方志功の書 乾坤一掃(けんこんいっそう)
棟方志功(むなかた しこう 1903-1975)は日本の板画家であり、国際的巨匠の一人です。国際版画大賞、文化勲章を受賞しています。ゴッホと共鳴した彼の作品は木版の声を聞くようにその特徴を活かし、絵画の構成や配色はダイナミックで独創性に溢れています。強度の近視のため、眼鏡を...


梅原龍三郎北京時代
1939年(昭和14年)梅原は51歳で初めて北京を訪れます。しばらく滞在した後、数年は毎年の様に訪れます。ヨーロッパでルノアールの指導を受け、日本洋画界の重鎮となった梅原にとって、当時の北京は全く新しい魅力に満ちていたのでしょう。
大陸の空気と深い歴史に触れた梅原は当時の北京の


わびさびの趣 根来塗(ねごろぬり)
現在の日本の伝統文化の多くは中世、主に室町時代(14から16世紀頃)に生まれました。鎌倉時代に生まれた武家文化と公家文化、仏教(禅宗)が融合調和し、能、狂言、茶の湯、生け花が確立されていったのです。


一枚の絵が繋ぐご縁 梅原龍三郎の伝統野菜
一枚の絵が繋ぐご縁 梅原龍三郎の伝統野菜
手間暇かけて作られ、私達に届けられたお野菜を感謝していただくという
当たり前のことが軽視されがちな世の中です。江戸東京・伝統野菜研究会
のご活動を知り、つい便利さを求めてしまうことへの自戒の思い、
また東京の良さ、日本の良さを世界に、そ


青山美術館通り
「青山美術館通り」(正式名称は都道補助第五号)をご存知の方も多いかと思います。渋谷区広尾(最寄駅は恵比寿)の山種美術館と東京青山(最寄駅は表参道)の根津美術館との間の、六本木通りと骨董通りを行き来する道です。


東武 秋の絵画市2020 (10/15-10/20)
東武百貨店8Fにおきまして10/15(木)から20(火)まで
<ジャポニズム・四季のかほり 平松礼二 日本画展>
<パリの余剰〜愛に満ちた最後の画家〜 織田広喜展>
を開催中です。


秋の野菜も梅原芸術
ぽてっとして、ごつごつして、とっても美味しそう。立派な南瓜と茄子です。
来客も多かったそうなので、届けてもらった秋野菜かもしれません。
気負いのないゆったりとした作品。
素直な制作の喜びや自由な心境が感じられます。
悠々と美の中で遊ぶゆとりやスケール感は梅原芸術の大きな魅力で


朝井 閑右衛門「薔薇」
朝井閑右衛門(あさい かんえもん 1901-1983)
第一線で活躍し、人気が高まっていながらも個展を開かず、美術館から依頼がきても「生前は回顧展はやらない」と断り続けた朝井閑右衛門。画集も一冊も作らず、生い立ちについても不明な点が多い、非常にミステリアスな画家です。「単に薔薇


画壇の仙人の書
晩年に書を始めた熊谷守一(くまがい もりかず)は自分の好きな言葉を数多く残しています。書は余技だからと語り、名声を求めず、常識にとらわれず、独自の世界に遊ぶように豊かに生きた熊谷守一。「雪月花」は、そんな熊谷らしいほのぼのした雰囲気を持つ作品です。


うなぎ恋しさに身も世もない
南千住にある「尾花」で鰻をいただいてきました。
「東の尾花、西の野田岩」と言われる南千住の尾花の鰻。南千住は江戸四宿の一つとして栄えた千住宿が拡大して加えられた南宿が起源だそうです。
梅原龍三郎先生も無類の鰻の好きだったようでこんなお話があります。


日本画と和菓子
青龍堂から徒歩数分の山種美術館1階「Cafe 椿」の和菓子を手土産にいただきました。作品に合わせて青山の老舗菓匠「菊家」に特別オーダーされています。
速水御舟と小林古径の作品がテーマの和菓子です。食べるのも忘れてしばし美しい和菓子に見入ってしまいます。


ロートレックの光と陰
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(Henri de Toulouse-Lautrec)(1864~1901)は、南フランスのアルビで伯爵家の長男として生まれました。裕福な家庭で愛されて育ちましたが、14歳になった時両脚の成長が止まり、障害者となります。その後の孤独と失意の中


お軸の表具(ひょうぐ)
加賀料理赤坂浅田で都一中(みやこいっちゅう)の会が開催され、そこでお掛けしたお軸です。


スミレの愛 ドーム兄弟(Daum Freres)
アール・ヌーヴォーの巨匠エミール・ガレと並んで有名なのがドーム兄弟です。
フランスロレーヌ地方ナンシーは古くからガラス職人が工房をもっていました。ドーム兄弟は1878年父からガラス工房を引継ぎます。1889年パリ万国博覧会でガレがガラス部門でグランプリを受賞したことに影響を受け


アートフェア東武2020 (8/27-9/8)
8/27(木)から9/8(火)まで、東武百貨店4Fにおきまして
《Art Fair TOBU 2020 古今東西珠玉の逸品 東武アートの祭典!》を開催中です。是非お気軽にお立ち寄りください。心よりお待ちしております。


仏教美術の源流 ガンダーラ
紀元前3世紀半ばに古代ギリシャ人がバクトリア王国をたてて以来この地には古代ギリシャ(ヘレニズム文化)が栄えていたのです。ヘレニズム文化と仏教美術が出会い、ガンダーラ美術が生まれました。この地は東西からインド人、ペルシャ人、ギリシャ人といった多くの民族による文化の交流が行われていま


ガレが光の中にみたもの
電球が発明され、アール・ヌーヴォーの巨匠、ガレのガラス美術は光を得て、崇高とも言える世界の扉を開けました。晩年のガレが語った「美しい光の国」。このランプの光の中になにをみていたのでしょうか。
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